Pythonでは、「ファイルシステム = 名前空間」がデフォルトで設定されるだけで、
後から名前空間を弄れるので、
さほどの制約は存在しないかと思います。
例えば、foo/__init__.py
に
from bar import baz
等と書いて、foo.baz
で見られるようにするのは一般的なテクニックです。
こう書くとあいかわらずファイルシステム上の構成に制約されているように見えるかもしれませんが、 実際には
import foo import bar foo.baz = bar.baz
等も可能なので、どこでも名前空間は弄れます。
それでもたまーにファイルシステム依存を鬱陶しく感じることもありますが、 Rubyのようにどこに何が定義されているかコードかマニュアルを見ないと分からない、 という事態が発生しない分だけマシかなあとも感じます。
しばらく使ってみてますが、 結構満足してしまいました。 UIMな人、すまぬ。
先日GoogleのSummer of Codeに参加した人とお話する機会がありました。 彼は四千幾ら貰えるはずなのに、三千幾らしか受け取っていないとか言ってましたが。 ユーロとアメリカドルを勘違いしているだけじゃないのかとも思いましたが...
それはともかくとして、 未踏等にも言えることですが、 やっぱり継続性がないのが駄目なところ。 そりゃあ出資側は継続的に活動することを望んでいるかもしれません。 しかし、出資してあげないと動かない人は資金提供がなくなれば動かなくなるのが当り前であるし、 こんな短期間では動くものにするのがやっと、 完成度は低くて当然です。
Googleの場合、オープンソース/フリーソフトウェアに限定したわけですけど、 いくらコードが自由でも、 「他のものより使える状態にならないと見向きもされない」という傾向が著しい世界なので、 本人が無償でも根気よく続けてくれないと、 金をドブに捨てただけに終わるような気がしてしまいます。 いや、人材発掘という観点では価値があると思うんですけどね、 成果としてはどうかなあ、と。
出資側の思惑もいろいろあるんでしょうけど、 個人的には採用数を五分の一にして、期間を五倍にした方がいいんじゃないかと考えたりしてます。 もちろん、経過報告が駄目過ぎだったら、途中で打ち切りってことで。