私は最近ruby-listは見てないので、背景はよく分かりませんが、 一応一般論として。
個人的には、リリースは管理者がやらないと仕方がないと思います。 管理者は一番全体から細部まで把握しているので(少なくとも建前は)、 リリースのタイミングや「つぼ」を心得ています。 管理者が自分でリリースなら、 「む、これはまだまずいな」などとつぶやきながら、 延長したり、即座に何か改変することも簡単です。
これを他人に任せてしまうと、そう簡単にはいきません。 いくら確認を取ってから作業したとしても、 やっているうちに気づくことも多いですし、 「やっぱり待って」と言っても「時すでに遅し」ってこともあるでしょう。
管理者とツーカーの仲で、プロジェクトの内部にも精通していれば、 管理者と同等の判断が可能かもしれません。 でもこれなら、私だったら、共同管理者に任命して、 自分と同等の権限を与えちゃうだろうなあ。
リリースが難しい理由の一つは、 「リリース後の対応」まで含めて考えねばならないことです。 下手にバグだらけのリリースとかドキュメントのいい加減なリリースを出してしまうと、 結構大変なことになります。 不満、抗議、非難の嵐になります。 もちろん、その刃は管理者に向かいます。 とりわけセキュリティに関わるものだと痛いでしょうね。 私自身はありがたくもまだセキュリティ関係で悩まされたことがないので、 多分ラッキーな方なんでしょう。
リリースは世の中からはそれ相応の価値というか、 権威を認められるものなので、 それに見合った責任も背負わないといけません。 だから誰でもいいから空いている人がやればよい、 とはいかないだろうと思います。 おそらくかずひこさんが言わんとしていることはこれに類したことではないかと推測してますが、全然違うかな?
まあ、プロジェクトそれぞれで事情もさまざまでしょうから、 私のプロジェクトならこんな感じ、 という程度に受け取ってもらえればありがたいです。
一体いつになったら私のところは中国語の呪縛から解放されるのであろう。 って、こうやって中国語、中国語って書くからいけないのか。
じゃあ、フランス語、フランス語とも書いておこう。
そう言えば、ちゃんと言語を勉強しないといけませんよ、 という話をしていたんでしたっけ。
私はフランスに住んでいますが、恥ずかしながら、 フランス語はほとんど話せません。 言い訳しておくと、大学でもフランス語は専攻しなかったし、 これまで一度もフランスと直接関係してこなかったからです。 以前旅行したときに最低限度の単語ぐらいは覚えましたが、 その程度です。
フランス語の勉強はフランスに住むのが決まってから始めました。 しかし、働きながら外国語を学ぶのは大変です。 とにかく時間もエネルギーも足りません。 技術職だと、 仕事に関する勉強もタイムリーに続けていかなくてはいけませんし、 英語によるコミュニケーションが大半なので、 英語の勉強もしなくてはいけません。 しかも、新しい所に引っ越したわけですから、 やることは山ほどあります。 来た当初は、諸々の手続き、地理、交通、買物、食事などのローカルな事情、仕事の内容から新しく出会った人々に関することまで、 何かと新しいことだらけでした。 京都に行った時だって、しっくりくるまで、2、3年はかかりましたからねえ。
人生っていうのは唐突なものです。 私は小さい頃からフランスに憧れていたというようなタイプではないので、 大学生時代なんて、まさか外国に住む、しかも、 働いて稼ぐことになるなんて、想像も及びませんでしたよ。 だから、若い時の貧弱な想像力で語学をうっちゃってしまったらいけないと痛感するのです。 本当、人生はどうなるか、誰にも分かりません。 分からないからこそ、前もって準備する、この努力を怠ってはいかんのです。
さすがに住んでいると、慣れなんでしょうね、 自動的にある程度分かってきますよ。 私も知らないうちに随分単語を覚えてきてますし。 でも自動学習に任せておくと、 いつまで経っても幼稚園児レベルから脱出できないので、 やはり日々の努力が欠かせません。 これは完全に自分に説教してますね。
でも一体どうやって勉強しろって言うんだ!という方のために、 私なりに考えていることを書こうと思ったんですが、 疲れてきたので、また今度にします。
私の所からは日本語の広告が表示されています。しかもmsnの広告だったりするのがちょっとおもしろいです。