_ msnの広告だって？

えー、なんでー？ Googleもcookieとか使って、見る人毎に広告変えてるのかなあ？ 私が見ると、常に中国語なんですよね。

しかし、MSNですか... 実はそういうのが嫌で広告入れることに抵抗あったんです。 自分が気に入らないかどうかで選択できないですよね。 例えば、自分が気に入った旅行代理店の話をして、 某大手旅行業者の広告とか入ったら微妙に気分悪いじゃないですか。

_ メインテナンス・コスト

少しruby-listの過去メールを眺めたので、ちょっとは事情が分かりました。

そうですね、私は正直matzさんに同情的になってしまうなあ。 全然違うプロジェクトとは言え、 私もそれなりに普及しているプロジェクトの管理を長く続けてますし、 苦労が見えちゃうんですね。

こういう言い方はmatzさんには失礼だけれど、 1.8で標準添付を大量に増やしたのは失敗だったと思います。 機能が増えれば管理コストが増大するのは当然の帰結なわけで、 私自身もこれで随分苦労させられました。 たかがブートローダのくせにGRUB 2ではloadable moduleを サポートしている理由の一つはこれです。 拡張したければ自分でやってください、自分で管理してください、 と断然言い易くなりますから。

あくまで想像ですが、多分matzさんの開発における興味って、 私と似通っていると思うんです。 中には「より多くの人に使われる」とか「期待に応えて感謝される」と いうような理由が主目的になっている人もいるでしょう（ukaiさんとか？）。 そういう人は管理の仕事に向いていると思いますから、 少々負担が増えても平気でしょう。

しかし、 私なんかは「技術的・学術的に面白い」とか「まだ誰もやってない問題を解決する」といった興味が主体でやっていて、 管理者としての仕事は実に「退屈」「面倒」「苦痛」と感じることがあるものです。 そういう人間が管理者になってしまったら、 できるだけ管理コストを軽減する方向に進めるしか仕方ないんですよね。 一番手っ取り早いのは信頼できる人に任せることで、 次は管理すべき対象を増やさないことです。

1.8でたくさん添付するという話を聞いた時、 「うーん、太っ腹。でも大変じゃないの？」と直感的に思ったものですが、 Rubyは比較的コミュニティが大きいから、 なんとかなるんだろうなと想像してました。 でも結局は管理者に対する負担は増えてるんですね。

こういう話を聞くと、思わず手を差し延べたくなるんですが、 私は負担をむしろ減らさなければならない状況があいかわらず続いているので、 申し訳なく思いながらも当面は傍観するしかありません。 精神的には応援してます。