面白いです。 確かにかなりの割合で真実も含まれている気がします。
フランスでも日本に興味があって、 実際に日本語を勉強をしている人が結構います。 そして、かなり高い確率でアニオタです。
大体三つぐらいパターンがあって、
のいずれかですね。 マンガおたくとゲームおたくは相当オーバーラップしている (日本と同じ) ので、これらは一つにまとめて考えられます。 そして、これに当てはまる人が確実に過半数でしょう。
私はKMC時代にアニオタに対する免疫を獲得してしまったので、 一応普通に接することが出来ますが、 私自身があんまりアニメのことが分からないので、 最近は逃げ腰です。 なんで日本に興味があるのかなんて聞いた日にゃ、 熱くアニメの話題を語り始めるので、 正直辟易してます。 だから最近はあんまり「なぜ」は訊かないようにしてます。
シラク大頭領なんかは、まさに二番目の例なんでしょうけど、 日本人の実情を考えると、 少々奇妙に思えます。 若い人はどんどん遠ざかってますからね。 フランス人の方が能だの歌舞伎だのに詳しいのって、 不思議な感覚です。 多分フランスではどんどん人気が衰えているワインを、 気品溢れるお酒としてありがたがっている日本人の図と同じようなもんなのでしょうけど。
個人ユーザでいきなり違法コピーの調査に来られたなんて話は聞いたことないですけど、 企業の場合には実際に行われていることです。 米国でもなんかのニュースで見たことがありますが、 ベルギーで一件、フランスで一件、 本当にあった話として聞いたことがあります。 なんでも、BSAが警察に手回しして、 抜き打ち調査にやって来たとか。 一体どんな証拠があって、と思いますが、 とにかくいきなりオフィスに上がり込んできて調べるのだとか。 それでMicrosoftに損害賠償だとかで莫大な金額を支払わされたそうです。
もちろん違法コピーやってる方が悪いとも言えますが、 警告もなしにやられることに怒りが収まらないらしく、 ヨーロッパでフリーソフトウェアの人気が高いのはそれが一因らしいです。
まさしくその通りだと思います。 うちの会社 の場合はもうちょっといい加減で、 時間が決まっているようで決まっていないような、 曖昧な形態ですが、 自律的(autonomous)であれば、余程のことがない限り、 文句は言われないので、 私自身は「超フレックス制」と勝手に名付けて、やってます。 もちろん、お客さんとの会合とか、 同僚とのコミュニケーションの機会を持つためとかで、 ある程度の制約はありますが。
ここで一つ面白いことがあります。 うちの会社で「今日はだるいから集中できない」とか言おうものなら、 即座に休暇を取ることを勧めらます。 「調子が悪い」とか言ったら、 しきりに心配されて、 休みを取って病院に行くことを勧められます。 会社の経営上、その方が都合が良い理由があるからなんですが、 「休め」と言われると逆に働きたくなってしまいます。 私が天邪鬼なだけかもしれませんが、 他の人もそうなので、 多分それが人間の本質なのかなあと感じます。
有給休暇が山ほどあるので可能なことなのでしょうけれど、 休暇を取らせる最大の理由は、精気を養い、十分に集中力を高められる状態になってくれた方が効率が高いからです。 これがおそらく有給休暇の正しい使い方なんでしょうけど。 日本ではあんまり有給休暇は有効利用されてないですからねえ。
フランスの他の会社がどうなのか、私はよく知らないんですけど、 「休ませた方が仕事が捗る」ということを理解している上司に恵まれたのは幸運だったと思います。 経営者の方々には是非このことを理解していただきたいものです。