2006-01-14

_ Mandriva Linux 2006

アップグレードしてみました。 毎回そうなんですけど、 いっつも日本語入力とかキーボードの設定とかがぶっ壊れて、 頭に来ます。 私のロカール設定が複雑なのも一因ではありますが、 バージョン毎の差異が大き過ぎるような気がしませんか。

どう頑張ってもuimが動いてくれなかったので、 諦めてscimに乗り換えてしまいました。 Ctrl-Jが乗っ取られないで済むし、 Shift-SPACEって結構間違って押し易いので、 scimの方が便利だったり。 設定の問題だけかもしれませんが。

Xの設定では、今まで私はfr-latin9を使っていましたが、 なくなってしまったようで、さっぱりキーボードの設定が狂ってしまいました。 結局XkbVariantでlatin9を指定すればよいだけだと分かりましたが、 こういうのはアップグレードの時に自動的にやって欲しいもんですねえ。 大体設定ファイルの中身を覗かないとどう設定していいか理解できないのって、どうよ...

まだPsiがおかしいのは原因が掴めません。 何か部分的に日本語になっちゃうんですよね。 多分どっかに妙な設定があるんだと思うんですけど... と書いていたら見付かりました。 LC_TIMEが強制的にja_JPにされていたのを見過ごしていました。

他にも細々あったような気もしますが、 大体普通に使えてます。

_ ネットワーク環境を一新

昨晩やったことですが、 Freebox + WRT54GC-FRの構成で、 SagemのADSLモデム + OpenBrickを置き換えました。 OpenBrickはあいかわらずサーバをやってもらわなくてはならないので、 WRTにport forwardingをやらせてます。 今まで一つのマシンにサーバ機能とゲイトウェイ機能を両方詰め込んでいたので、 かなり設定は単純化されたように思います。

しかし間抜けな話ですが、 shorewallでファイアウォールを作っていたのを失念していて、 どうしてport forwardingが機能しないのか、 相当長い時間苦しんでしまいました。 eth0からだったらグローバルなアドレスは弾いて、 eth1からだったらローカルなアドレスは弾いて、 等とやっていたので、 それをそのまましていたら動くわけないのです。 まあ分かればしょーもない話なんですが。

無線LANは会社ではずっと使ってますが、 自宅では有線しか使っていませんでした。 ケーブルを片付けてしまうと、 改めて無線の使い勝手の良さに惚れ惚れしますね。 使っているときはあまり感じなかったのですが、 どけてからはもう二度とあんな状態に戻りたくないって感じます(笑)。

802.11gだと、54Mbps出るので、 実測でどうなのかは調べてませんが、 特に不満はないです。 そして、今までSagemのモデムはUSB 1で接続していたので、 本当の性能が出ていなかったのですが、 Freebox化したおかげで、 実測で8Mbps程度は出ているみたいです。 京都で光ファイバ接続を体感した後では、 別に何てことないスピードですけど、 私には今のところこれぐらいで十分です。 ネットワークよりHDDのスピードの方がストレス溜ってますし。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ 井上 (2006-01-15 09:19)

見捨てないでー
↓これの通りにやれば key binding は弄り放題です。q-( で∈とか、互いに競合しない範囲ならわりと何でも出来ますよ。
http://anthy.sourceforge.jp/cgi-bin/hikija/hiki.cgi?%A5%AB%A5%B9%A5%BF%A5%DE%A5%A4%A5%BA

_ おくじ (2006-01-15 18:24)

key bindingは副次的なもので、動かないのが問題なんですよ。scimよりuimの方が優れている技術的理由があれば頑張ってもいいのですが、tabateeやtkngさんにも大した理由は見付けられないみたいでしたし、motivationに乏しいんですよね。scimは今まで使ったことがなかったので、しばらく使ってみて、自分なりにどっちのが方が好ましいのか判断したいです。

_ 井上 (2006-01-16 04:48)

> 動かない
あ!? 見落としてました、すんません。

_ ut (2006-01-16 14:59)

おそらく uim のモジュール登録の更新に失敗しているのだと思います。
uim ではモジュールを自動認識できないので、インストール後に
# uim-module-manager --register モジュール名 で
モジュールを登録する必要があります。
http://anthy.sourceforge.jp/cgi-bin/hikija/hiki.cgi?uim-module-manager
(これは比較的最近導入された仕組みです)

次のようにしていただければ uim を使えるようになると思います。
// uim の旧版を削除
# urpme libuim0

// uim のモジュール登録ファイルを削除
# rm -f /usr/share/uim/*.scm

// 改めて uim をインストール
# urpmi uim uim-gtk uim-qtimmodule

// 最近の版では設定ファイルの構成が変わっているかもしれないので、
// 旧版の個人設定ファイルを削除
# exit
$ rm -rf ~/.uim.d

これでもダメでしたら、uim-1.0.1 のソースrpm を
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=109779&package_id=119961
rebuild してインストールしてください。

scim のようにモジュールが自動で認識されるとうれしかったのですが、
http://lists.sourceforge.jp/mailman/archives/anthy-dev/2005-August/002212.html
> モジュール自動認識機能はlibuimには実装されません。
(snip)
> モジュールの増減は基本的にモジュールのインストール/アンインストール時にしか
> 起こりませんので、毎回uimが全てのモジュールを起動時に認識させるようにするのは
> 無駄である、という事です。
とのことです。

uim はあまり使っていないので、お気づきの点があれば cooker-i18n に
書き送っていただければ幸いです。Thierry が対応してくれると思います。
(負担が重くなりすぎた気がするので、最近は Mandriva のスタッフに
お任せしています)

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