私には当たり前すぎることしか書いていないけど、 こういう初心者向けの記事もときどき必要なんでしょうねえ。 できれば、もっと濃い話を期待したいところですが。
いまだに国産に拘っている段階でもう駄目だと思うのですが、 それはともかくとして、 日本人の技術力が高いことはその通りだと思いますね。 もちろんピンキリではありますが、 それはどこの国でも同じことなんで。
私が思うに、問題はメンタリティにあります。 要するに、外を見ない、見れない。 戦略も何も、始めから考えてもいないわけですから、 流通する方がおかしい。
例えばの話。 昔とあるフランスの高級官僚が嘆いていた文句。 オープンソースの開発は明らかにヨーロッパはアメリカ合衆国より先んじていたし、 現在でもヨーロッパの方が開発者が多い。 にもかかわらず、結局US主体の多国籍企業に利鞘をがっぽり持っていかれてしまった、云々。
実際のところ、うまく稼いで巨大化しているUSのソフトウェア企業は、 買収、合併、協業、提携などなど、 ありとあらゆる手段で外部の技術を採り入れてきている。 決して国産なんかに拘ってはいない。 元々誰が作ったかには関係なく、 貪欲に自分の力に転化し、市場を広げ、新しい可能性に注目する。
果たして日本人がこういう物の考え方をできるのか? がポイントだと思いますね。 個人的には。
ここ最近信じられないぐらいの陽気で、 あったかくて、いつも青空。 それはいいんですが、おかげでフランスではあんまり悩まれされないのが常なのに、 鼻炎で苦しくなってしまいました。 仕方なく、この前久々にお医者さんに診てもらいました。 本当は Aerius さえ貰えればよかったんですが、 残念ながら Aeriusはフランスでは医師の処方が必須 なので、 まさにやむを得ず。
喉が炎症を起こしかけている、ほげほげとか言われて、 欲しくもない薬を他二種類も購入させられて、 しかもその一つは保険で完全にカバーされないみたいで、 少々支払う必要もあったりして。 しかし扁桃腺がやられると後が大変なので、 ここは素直に言うことを聞いておくことにしました。
Aeriusはさほどではないのですが、 やはり頭が少々ぼんやりしてしまいます。 この陽気が続く限りは飲まないと仕方がないので、 当面ぼわーっとした状態が続きそうです。