2007-08-15

_ Rubyにも遂にお手軽外部イテレータ

個人的にはすごく嬉しいです。

_ エンジニアに勧める書籍三冊

エンジニアが読むべき書籍を三冊挙げるとしたら、何ですか?と尋ねられて、 せっかくなので、こっちにも書いておきます。 まず第一に、相手によって、私は返事を変えます。 相手が求めているもの、欠けているもの、すでに持っているもの、 そういったことが人それぞれ異なっているからです。 そこで、とりあえずこれぐらいの内容は抑えておいてほしい、という意味合いで挙げます。

構造化コンピュータ構成 構造化コンピュータ構成

ハードウェアの基本的な構造を理解するという意味で。 「パタヘネ」を勧める人も多いようですが、私自身はこっちしか読んでないので。

モダン オペレーティング システム モダン オペレーティング システム

またまたタネンバウム先生ですが、 OSの基礎を理解するという意味で。 ちなみに、私は昔の版である「OSの基礎と応用」を読んだ人間なので、 新しい版がどんな具合なのかは実はよく知りません。 多分基本的な構成は変わってないのだろうと。

Universal Principles of Design Universal Principles of Design

コンピュータ専門の書籍ではありませんが、 一般的な、デザインに対する考え方を習得するという意味で。 和訳はないみたいですが、かなり読みやすい書籍です。

私の発想は、大抵のエンジニアは中間部分、 すでに完成しているハードウェアやOSの上で、 ある程度コンサルタント等が定めた設計方針に基づいて、 お仕事をするケースがとても多いと思うのですが、 下と上も理解していた方が幅が広がり、 できることがずっと増えるんだ、ということです。 確かに、直結する結果が生まれる機会はそれほどないかもしれませんが、 非常に間接的な、抽象的な感覚で役に立つことはあるに違いないし、 本当に困ったことが起きたとき、手が出せるかどうか、大きく左右される部分だと思うのです。

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