2005-01-31

_ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

shiroさんには日本語訳で随分お世話になっているので、 今度日本に帰ったら買ってみたいと思います。 Amazonでも買えますが、 本は手数料が高いので。

_ReportLab Toolkit

しばらく前に気づいた事なんですが、 ReportLabで日本語などを扱いたいとき、 ReportLabのデフォルト設定やウェブ上で得られる情報では、 どれもAcrobat ReaderのフォントからCMapを取得することばかり書かれています。 しかしAcrobat Readerは基本的に再配布不可なので、 大変不便です。

それで、何とかならないのかと試したのですが、 結論から言って、GhostscriptのCMapでもちゃんと動作するようです。 っていうか、中身は同じなんですね。

Acrobat Readerのライセンスには再配布を禁止することばかり書いてあるので、 てっきり全然駄目なのかと思っていたのですが、 CMapのライセンスはAcrobat Reader本体とは全然違うんですね。 CMapのライセンスはこうなってます:

%%Copyright: Copyright 1990-1998 Adobe Systems Incorporated.
%%Copyright: All Rights Reserved.
%%Copyright:
%%Copyright: Patents Pending
%%Copyright:
%%Copyright: NOTICE: All information contained herein is the property
%%Copyright: of Adobe Systems Incorporated.
%%Copyright:
%%Copyright: Permission is granted for redistribution of this file
%%Copyright: provided this copyright notice is maintained intact and
%%Copyright: that the contents of this file are not altered in any
%%Copyright: way from its original form.
%%Copyright:
%%Copyright: PostScript and Display PostScript are trademarks of
%%Copyright: Adobe Systems Incorporated which may be registered in
%%Copyright: certain jurisdictions.

要するに、変更しなければ、そのまま配ってよろしいと。 「Patents Pending」が微妙に気になりますが、 とりあえず使えるだけありがたいってものです。

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_ 狩野宏樹 (2005-02-01 16:53)

ftp://ftp.oreilly.com/pub/examples/nutshell/cjkv/adobe/aj16.tar.Z に単独でありますね。別バージョンを作って互換性問題を起されるのは困るけど、フォーマット変換して利用するのは問題ないそうです(OpenTypeフォントだってCMap情報を含んでいるわけですからね)

_ おくじ (2005-02-02 02:26)

なるほど。貴重な情報ありがとうございました。

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