昨日試しにKopeteを使ってみたんですが、 どうも使い勝手が悪い... というか、私が使い方分かってないだけかもしれませんが。 結局ksircに逆戻り。 IMとして使えば悪くないのかもしれないけど、 IRCではごてごてし過ぎて、どうにも表示が意味不明で。
と言っても大したものではないけれど、 どうして書類仕事ってこんなに疲れるんだろうなあ。 ちっとも楽しいと思えんのです。 こういうことやっていると、 公務員がいっぱい給料貰っても構わんよなーと思えてきます。
今日はネタじゃなくって、もうちょっと真面目に。
普通フランス語の名詞には必ず冠詞を付けます。 不加算名詞でも、「du」とかの冠詞があって、 ここんところは英語と随分違うところです。 実際冠詞を付けないと、 さっぱり何言ってるのか分かってもらえないって話も耳にします。 私はいっつも付けてしか言わないので、 体験としては分からないのですが。 仮に男性名詞か女性名詞か分からなくっても、 適当に付けた方が付けないよりマシ。 どうせフランス人はそんな細かい文法事項は日常で気にしやしませんから。 「それはleじゃなくてla」とか教えてくれることはありますが。
しかし付けない場面というのもあって、 題名とかには付けない。 ここのところの区別がいまいちピンと来ないので、 「なんで?」とフランス人に訊いても、 「そういうもんだから」という答しか返ってきません。 まあ、その辺のフランス人は言語学者じゃないんだし、 深く考えたことなくて当り前なんでしょうけど。
英語も似たり寄ったりで、題名には冠詞を付けないことがよくあるし、 似たようなものなんだろうなあとは思ってますが、 外国人学習者としてはもっと論理的に納得が行く説明が欲しいところです。
冠詞と言えば、 どっかで「(英語で)全体を表すとき、定冠詞を付けない、 なぜなら、定冠詞を付けると、全体のうちの特定一部を示すからだ」と いうような説明を見た気がするんですが、 これってあんまり正しい説明とは言えないですよね。 実際、フランス語では全く逆で、定冠詞で全体を表します。 だから、定冠詞だからとか不定冠詞だからとか言う訳ではなくて、 その背後にある哲学がそうだから、としか説明できないのが現実だと思います。 結局「そういうもんだから」と言っているのと大して違いはないような。