違うんだなあ、そうでないんだなあ。
NuxeoのことはCEOのStefanとかも個人的に知っていて、 裏の事情を色々知り過ぎていて、下手に書いちゃうとまずいんです。 しかしNuxeoの今回の決断はマーケッティング上の事情が原因であって、 ちっともテクニカルじゃない。 プレス・リリースには表面的にはいろいろ書いているけれど、 あんまり鵜呑みにしない方がいいと思います。
この前の発表のとき、 狩野さん に「さざなみフォントを使うなんて...」と突っ込まれてしまいましたが、 何というか、最近フォントでいろいろ遊ぶのはもう飽きてしまっていて、 ちっともやる気になれません。 tkngさんとこ とか見てると、そこそこ新しいフォントが開発されたりしてるみたいなんですけど (Ume Gothic、 VLGothic、 潮待フォントなど)、 とにかく面倒くさい...
私も昔はTeX関係とか凝った時期があって、 新しくOSをインストールしたら、 やたらめったら設定に時間をかけました。 やり始めると二週間経っても終わらないぐらい酷かったです。 そのうちMETAFONTまで弄り出す始末で。
しかし何か不毛だなあ、何て非生産的なんだろうって考えてしまって、 それからはもう「読めればいいじゃん」と開き直ってしまって。 いやあ、ヘタレと呼ばれても仕方ないんですが、 気になり始めるとキリがない世界なんで、 フォントよりも文章の中身の方にもっと労力を費さないといけないなあ、と。
MacOSXに付いているヒラギノはきれいだし、 MacOSX持っているんだから、それをコピって使えば?なんて言われたこともあるけれど、 ライセンス的にどうなのかよく分からないし、 仮に大丈夫だとしても、それさえ面倒くさい。
Slackwareのコアだけインストールして、 後は全部自分で構築していた頃がなんだか懐かしくなってしまいました。 もう駄目だな。
私も同意(コメント機能があれば良いのと、spam対策が面倒だというのと、両方に対して)。
私のお薦めは、他人に任せることですね。 ここは かずひこさん のおかげでちっともspamに悩まされていません。 一体何をどうやっているのやら、正確には分かりませんが... 分からなくても大丈夫ってところが素晴らしいです。 私も一応自前サーバは持っているので、やろうと思えば自分でもやれるのですが、 自分で何もかもやろうとするのは大変すぎるので、 やってもらえることはやってもらった方がいいと思ってます (こういう言い方はかずひこさんには失礼かも)。
そういう優れた技術を持った方に頼むか、 商業的に人海戦術を繰り広げているところを利用するか... いまどきブログ・サービスなんて数え切れない程あるので、 その中から気に入ったものを適当に選ぶ、とかでいいような気もします。 私自身は何が何でもetDiaryスタイルで書きたいので、 tDiaryに拘ってますけど、 そうでなければ他のでも間に合うだろうと思います。
私もフォントとは関係の深い会社に勤めつつ、「読めればいいや」派<br>です。携帯なんかで普通に文字が読まれる時代では、読みやすい<br>組版だってどうでもよくなってくるかも、などといった感想をもって<br>います。<br><br>それはともかく、友人が開発しているdonrailsが自分の要望<br>をなんとか達成できそうなことがわかったので、そちらを<br>試してみようと思っています。
うーん…そうなんですか。でもむしろマーケ事情でテクノロジーを全く変えるなんてある意味スゲエと思ったり。