2007-05-14

_ FOSDEMのレポート

このFOSDEMが毎年ブリュッセルで行われる理由は分かりませんが

About FOSDEM の真ん中あたりにもろに書かれています。 ベルギー人のRaphael Bauduinが開催した、ちっちゃい会合が元になっているからです。 そういえば、FOSDEMでも内輪もめがあって、数年前に分裂したりとかしてましたけど、 結局分裂側はほとんど誰も支持しなかったので、FOSDEMは滞りなく継続しているわけです。

うまく続いている理由の一つは地理的優位性でしょう。 ブリュッセルは、他のフリーソフトウェア開発者人口の大きい国々からのアクセスがとてもいい。 フランスからなら電車や車でもちょろっと行けてしまうし。 しかもベルギーは街中でも複数の言語(フランス語、英語、オランダ語、ドイツ語など)が普通に通じてしまうので、外国人にはとても旅行がしやすい。

ブリュッセルは小便小僧の発祥の地であるとも聞いたことがありますから

聞くだけだけじゃなくて、是非見に行ってくれー。 街の真ん中辺にちゃんと居るよー。 すげー金かかった服着てるしー。

残念なことに,期間中に会場で日本人の姿はまったく見ませんでした。

別にええやん、わざわざここまで来て、日本人とだべらんでも。

FOSDEMに行く理由というのは人それぞれであるけれど、 私自身は大きいセッションには全く興味がない。 どうせ話す内容なんて、事前にネットで流れているような情報ばっかりだし、 事情に疎い人間か、有名人の顔を眺めてみたい人ぐらいにしか面白みがない。

それよりも、私の目的は人に会うこと。 だから、FOSDEMの核心はDevRoomsだと思っている。 セッションでぼわーと聞いているより、 どかんと部屋を割り当てられて、 後は開発者で好きにやってくれという形式。 開発する気のある人間にはこっちの方がずっと嬉しい。 普段ネットでしか会えない連中と目の前でハックしたり議論したりできるのは、 とっても効率がいいし、楽しい。

で、今年行かんかったのは、会いたいと思える人間がほとんどいけないことが判明したから。 忙しいし、ブリュッセル嫌いだし、 無理して時間かけて行くほどのことやないもんねー、とか思って、 IRCでダベっていた気がする。 その代わり、 RMLL が今年は近場だから行けたら行こかなとは思っているが、 平日だけに時間が取れるかどうかはかなり不明だわ。

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