2009-06-07

_ Zope/Plone開発勉強会に行ってきた

昨日、(第0回)Zope/Plone開発勉強会 に参加してきました。 みなさんご苦労さまでした。

いやー、やっぱり開発者のイベントって面白くていいですね。 開発者でない人ばかりだと、どうしても表層的な話題ばかりになりがち。 参加者が「今あるものがすべて」ではなく、「これからどうしていこうとしているのか」という話ができますからね。 しかもコードを書くイベントなので、書いている最中にわからないことが出てきた時に、近くの人にいろいろ相談できるので、オンラインだとネタになりにくいことまで見てもらえるので、とっても便利。 学部生時代のクラブ を彷彿とさせました。

私は不良なので、平気で遅れていって、着いたのが11時40分ぐらい。 参加者の大半は、UnicodeSplitterをやるグループ、pasterやbuildoutを使ってPloneで何か作ってみるグループに分かれて、 私自身は Localizer をZope 2.12で使えるようにzope.i18n用にlocal utility化するのがテーマ。 残念ながら、Zope2のようにcontent spaceにオブジェクトを置いてlocal utilityとしてregisterするための流儀がよくわからなくて、 それを調べながら試していくだけで時間オーバー。 成果としては、

  • five.localsitemanagerというパッケージに入っているmake_objectmanager_siteを使ってlocal site managerを作るのが現在は正しいらしい。
  • Zope2のAppオブジェクトもちゃんとlocal siteになれるらしい。
  • content spaceに置くlocal utilityを自動的にregisterする(スマートな)方法は、Zope2標準ではないらしい(ただし、Plone + GenericSetupなら適当なxmlを適当な場所に置けばできる)。

ということがわかったぐらいです。 次回はもっと実のある成果を出したいです。

終了後は懇親会で焼き鳥屋。 久々に会った人や初めて会った人(オンラインでは知っていた人を含む)と、技術の話、コミュニティのこと、お仕事にまつわるあれやこれや等をダベることができて楽しかったです。

なお、この勉強会(開発会?)は来月以降も毎月開催されることになりました。 これをきっかけにコードで世界に語りかけることのできる人がもっともっと増えていくことを願ってます。 Zope以外でも、こういう開発イベントが増えるといいですね。

参考:

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