2007-04-21

_ 帰宅

昨夜戻りました。 時速200kmの世界へようこそ、 という感じで、 さすがにドイツは制限なしの道路ではぶっ飛ばしますねえ。 日本は100km/h、フランスは130km/hが法定制限速度ですが、 一般的に日本だと120km/h程度、フランスだと140km/h程度で走っている車が多いでしょう。 制限を越えていても、200km/hはそう滅多にいるもんじゃありません。

しかし200を味わった後では、80km/hが徐行のように感じられて、 つくづく人間の感覚のでたらめさ、鈍感さというものを噛みしめてしまいました。 何とろとろ前遮っているんだよ!と思って、 速度計を見ると、120km/hだったりして。

こういうことが可能なのは、やはり車体の最適化なんでしょうね。 BMWはさすがに高速走行時の安定感がすばらしい。 低速時より120km/hを越えたぐらいからの方が安定しているように感じました。 高速走行用の最適化というやつで、 割とヨーロッパで生産されている車体には多いらしいです。 例えば、フランスの車は日本車ほど効率がよくないですが、 炎天下での走行や高速走行での耐故障率は、 日本車では到底太刀打ちできぐらい優れていると聞いたことがあります。 結局すべてに優れた性能を叩き出すことは難しくて、 道路事情に合わせた設計を行うしかないということなのかもしれません。 ソフトウェアにも当てはまりそうな気もしますが、 それはそれとして。

ここんところ、フランスの天気も信じがたくすばらしいですが、 ドイツもよかったですね。 到着した頃はいまひとつでしたが、 それ以降はひたすら青空で、むしろ車中の日射病に気を付けないといけないほどでした。 しかし、どっちにしろ仕事をするだけだったので、 ちっとも遊ぶ暇はありませんでした。 次に行くときは、もうちょっと余裕が欲しいなあ。

ちなみに、 Weißbier はドイツでしか飲めないんだから、飲め飲めと勧められましたが、 あんまり美味くない。 その店のがよくなかったと言われたものの、 そこまでWeißbierを飲みたいわけでもないので、 次の日は Pils を飲んでました。 ドイツのビールもこだわり始めるとキリがないぐらいバリエーションが豊富ですが、 ビールに関してはベルギー贔屓の私としては、 ほどほどにしておきたいですね。 何もかも試していると、年から年中ドイツ産ばかり飲む羽目に陥り兼ねません。

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